マグニチュードと震度の違いは?
2012年7月3日 マグニチュードは震源の規模(エネルギー)、震度は揺れの大きさを表します。
マグニチュードは、地震のエネルギーの大きさを数字で表したもので「M」という記号を用います。Mが1つ増えるとエネルギーは30倍となり、2つ増えると30×30倍になります。
平成7年1月17日に発生した阪神淡路大地震のマグニチュードは7.2で、震度は震源にもっとも近い淡路島北部の北淡町、神戸市須磨区、長田区で7、大阪で4、熊本では2でした。
気象庁の震度階級では震度7は「揺れのため自分の意志で行動できず、ほとんどの家具が大きく移動し、耐震性の高い建物でも傾いたり、破壊するものがある。」、震度4は「かなりの恐怖感で眠っている人のほとんどが目を覚ます。棚の食器類は音を立て、座りの悪い置物は倒れることがある。電線が大きく揺れ、歩行者も揺れを感じ、車を運転中でも揺れに気付く人がいる。」、震度2は「屋内にいる人の多くが、揺れを感じ電灯などのつり下げ物がわずかに揺れる。」 程度の揺れとなります。
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