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宇城広域連合消防本部

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消防車はなぜ赤いの?

2012年7月3日

 国のきまり(道路運送車両の保安基準)で「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車は朱色(赤)、その他の緊急自動車は白色とする。」と決められています。

 なぜ赤色になったのかは、いくつかの説があります。日本で最初の消防車は外国から輸入されたもので、それが赤色であったこと、赤色は注意を引く色であること、炎の赤を連想させ警火心を呼び起こすことなどです。

 外国の消防車の色は、イギリス、フランス、スイス、オーストリアなどでは日本と同じ赤色。ドイツは赤又は紫色、アメリカでは各消防局ごとに採用している色が異なります。救急車は、「その他の緊急自動車」に分類されますから白色ですが、側面に赤色の線が入っています。これは、東京消防庁が昭和11年に救急業務を開始するときの救急車6台に入れられたのが始まりで、その理由は東京では日本赤十字社が白塗りの救急車で救急業務を行っていたためこれと区別するためとする説と、消防が行うものであるから消防車の赤を取り入れたという説があります。


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電話番号:0964-22-0554


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