1月25日(水)、宇城広域連合消防本部から宇土市花園町の宇土ありあけ保育園幼年消防クラブへ和太鼓を寄贈いたしました。この取り組みは、一般財団法人自治総合センターが宝くじの助成金で実施するコミュニティ助成事業を活用したもので、地域の防火思想の普及啓発活動を目的とした演奏器材の整備のために行ったものです。

　寄贈式は宇土ありあけ保育園で行い、釜賀浩幸消防長が「園児の皆さんに太鼓のプレゼントに来ました。寒くなると、暖房や、たき火などによる火災が多く発生します。皆さん、この太鼓を鳴らして火の用心を呼び掛けてください」と挨拶し、長胴太鼓2台の目録を園児代表(むらかみ しょうへい君)に贈呈しました。

　宇土ありあけ保育園の浜崎泉園長が「この度はありがとうございました。宇土ありあけ保育園は、この花園町に移転する前は宇土市戸口町で保育を行っていました。戸口町は昭和44年11月10日に大火災が発生したこともあり、早くから防火に対しての啓発に力を入れてきました。これからも子供たちと一緒に火の用心に取り組んでまいります」とお礼の言葉を述べられました。

　園児たちは新しい太鼓に目を輝かせ、「残酷な天使のテーゼ」「宇宙戦艦ヤマト」の2曲の和太鼓演奏を行い、最後に年長児みんなで「防火の誓い」を元気いっぱいに宣言してくれました。